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「外文〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

外文の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
え゛りと・え゛りたす」より 著者:辻潤
えたい。至極アッサリした気持で出かけたいのだ。ただ困ったことには生れて初めて「海外文学特置員」などという厄介な大任を背負わされたことだ。自分は果してよく期待にそ....
河明り」より 著者:岡本かの子
のと違って、やはり、東京の濠川の雪景色であった。 小店員が入って来て、四五通の外文の電報や外文の手紙を見て呉れと差出した。 「まことに済みませんが、店の者みん....
運命」より 著者:幸田露伴
、心を尽して世を治め、慮、仁明孝友にして、天下心を帰す、宜しく大位に登るべし。中外文武臣僚、心を同じゅうして輔祐し、以て吾が民を福せよ。葬祭の儀は、一に漢の文帝....
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
って来る。その顔触れを見ると、道学者や倫理先生やその手先達だ。而もその手先には案外文学探究者や自称「悪党」さえいるのだが、これはたまらない。そこでモラルというこ....
大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
想を宣伝、流布しようとする物の一切の種類を含むのである。 明治時代の、我国に海外文芸が輸入された当初に、翻訳され、制作された一切の通俗的小説が、当時の自由民権....
スモーリヌイに翻る赤旗」より 著者:宮本百合子
ネ※河の流れがその鉄柵をとおして見えた。 こういう門の中に、レーニングラード対外文化連絡協会《ヴオクス》があるのだ。 厚い紅い色の絨毯が敷いてある。金塗の椅....
石油の都バクーへ」より 著者:宮本百合子
が新来の自分をも直ちにとらえた。ドン・バスへは是非よろう。旅行に出る前、自分は対外文化連絡協会《ヴオクス》から石炭生産組合へ紹介状を貰い、まだ地図もよく分からな....
今日の文学の諸相」より 著者:宮本百合子
をもっていることをあげているのが宇野氏ただ一人であるというような、些細のようで案外文学の実質の鑑別力としては意味のふかい例となっても現れて来るのである。 ....
思想としての文学」より 著者:戸坂潤
私には一義的には判り兼ねる。併し局外批評家という人間に就いては今問題ではない。局外文芸批評家(?)の内にだって、局外文芸批評家として適当な人間もいれば不適当な人....
社会時評」より 著者:戸坂潤
日本文化中央協会」と云ったようなものを、民間に造るそうである。云うまでもなく「対外文化宣揚」がその目的なのである。 そこで、さし当り着手する事業は、一、日本文....
一九二九年一月――二月」より 著者:宮本百合子
モスソヴェートは附近の労働状態を考慮して閉店時間の延長を許可するであろう。 対外文化協会発行のパンフレットは 新しい共同厨房の蒸気釜の写真をのせる。 「食う準....
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
の浄土宗は、もし美術史家のいうごとくに日本美術に影響を与えたものとすれば、美術以外文学の方面にも、相当な影響のあって然るべきはずで、実隆の文学のごときはたしかに....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
侵略がありうることに変りはなかろう。むしろ当面の大事は諸侯の自由貿易で、強力な海外文明が諸侯に利用される方が保守家たる家康には頭痛のタネであったにきまっている。....
小山内薫先生劇場葬公文」より 著者:久保栄
芽生座(伊藤基彦氏)子分の会(牛原虚彦氏)劇と評論(北村寿夫氏)の弔辞、ソ同盟対外文化連絡協会長カメネワ夫人の弔電の朗読があった。遺族、近親の焼香の後、劇場代表....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
と認められていたのが判る。 わたしの記憶しているところでは、この時代において局外文士の脚本が上演されたものは、依田学海居士の「文覚勧進帳」と、川尻宝岑の「梅田....