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「外祖父〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

外祖父の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
いろう》の契り浅からず云々」とありと引いた。文中に見る基成は泰衡《やすひら》らの外祖父で義経戦死の節自殺した。『東鑑《あずまかがみ》』建久四年六月十八日故曾我十....
十二支考」より 著者:南方熊楠
にスペインのユダヤ人アルフォンススが書いた『教訓編』に騾が驢を父とするを恥じ隠し外祖父《ははかたのちち》が壮馬たるに誇ると載す。昨今日本に多い不義にして富みかつ....
源氏物語」より 著者:紫式部
はなやかな家である所へ、今度また帝の御愛子の源氏を婿に迎えたのであるから、東宮の外祖父で未来の関白と思われている右大臣の勢力は比較にならぬほど気押《けお》されて....
酒渇記」より 著者:佐藤垢石
時は一合の価むかしの一升に過ぎたれど、火を投ずれば直ちに滅すること水に異ならず。外祖父三木正啓翁(寛政年中御先手加役火附盗賊改役を勤めて有名なりし長谷川平蔵の弟....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
達者よりは数寄の人を執する由、故おとどは語り給ひしなり。 故おとどは宗良親王の外祖父大納言為世である。しかしこれは少くも為世の嘘であろう。定家は数寄の心がなく....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
きです。治承二年には、皇子|言仁(後の安徳帝)の降誕もあって、清盛は一躍、皇室の外祖父という地位にたち、法皇にも、鹿ヶ谷事件のクロ星からは、彼との協調を表面とし....