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「外臣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

外臣の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
この国の君主、皇族、および全日本朝廷の健康と幸福と繁栄とを保全せらるることを祈る外臣が誠実の心をいたすにほかならないと申し上げた。以前の謁見の時と同じように、彼....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
用することは出来ないが、今その首尾を訳載して、氏の熱心の一斑を示すこととしよう。外臣ジェレミー・ベンサム謹んで書を皇帝陛下に上り、立法事業に関して、陛下に奏請す....
社会時評」より 著者:戸坂潤
庭的淳風を馴致している。「わが君様」の身辺にはお家の一大事に馳せ参ずる多数の内臣外臣が控えており、わが君様の教授会に於ける器量の如何によって、又その時々の御機嫌....
蓮花公主」より 著者:田中貢太郎
とを祈る。黄門の報称に拠るに、五月初六日より、一千丈の巨蟒来り、宮外に盤踞し、内外臣民を呑食する一万三千八百余口、過ぐる所の宮殿、尽く邱墟と成りて等し。因て臣勇....
三国志」より 著者:吉川英治
客あつかいなどして、まことに言語道断である。もうすこし中央の府たるものは、他州の外臣に対して、戒心を厳にせねばなりませんな」 「もっともな言である」と、一応は聞....