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外輪船
「外輪船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
外輪船の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
多く、重複の気味あるも、左にその全部を掲ぐ。 火輪日夜走断、白雲宿処是台湾。 (
外輪船は日夜波まを走りつづけ、千里も遠ざかったかと思われたがなお日本の山が見られ....
「本所両国」より 著者:芥川竜之介
代に大川に浪を立てるものは「一銭蒸汽」のあるだけだった。或はその外に利根川通いの
外輪船のあるだけだった。僕は渡し舟に乗る度に「一銭蒸汽」の浪の来ることを、――こ....