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多罪
「多罪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
多罪の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
。右貴答早速申し上ぐべきところ、愚娘説諭方数度に及び、存外の遅延、かさねがさねの
多罪、ひたすら御海恕下されたく候。尚々、老母はじめ、家内のものどもよりも、本文の....
「昭和二年の二科会と美術院」より 著者:寺田寅彦
しては好意と敬愛のほか何物も持っていない事をこの機会に明らかにしておきたい。悪言
多罪。(昭和二年十一月、霊山美術)....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
に関係ある事で段々発展するように書いて頂きたい。そうでないと相撲にならない。妄言
多罪。頓首。 四日金之助 虚子先生 ○ 明治四十一年....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
圓朝のみを責むるははなはだ当っていないかもしれない。 三遊亭圓朝無舌居士、妄評
多罪、乞諒焉。 ――終....
「三国志」より 著者:吉川英治
へ出た。 「先生、ゆるし給え。弱冠の無礼を」 「いや自分こそ、国主の威厳を犯し、
多罪、死に値します」 「ふかく思うに、曹操が積年の敵と見ているものは、わが東呉の....