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多羅葉
「多羅葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
多羅葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
た。 その混雑の中をくぐって、塩竈神社の石段を登った。ここの名物という塩竈や貝
多羅葉樹や、泉の三郎の鉄燈籠や、いずれも昔から同じもので、再遊のわたしには格別の....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
真行草があります。余は略す。 台坐には、十一坐、九重坐、七重坐、蓮坐、荷葉坐、
多羅葉坐、岩坐、雲坐、須弥坐、獅子吼坐、円坐、雷盤坐等で、壇には護摩壇、須弥壇、....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
この年六月中旬から八月下旬まで麻疹が流行して、渋江氏の亀沢町の家へ、御柳の葉と貝
多羅葉とを貰いに来る人が踵を接した。二樹の葉が当時民間薬として用いられていたから....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
のお舎利を上げて貰いたい」と言って舎利をおさめた銀製の塔とその捧呈書とそれから貝
多羅葉の経文一巻を託されました。でダンマパーラ居士の言われるには「私も一遍チベッ....