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「多頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

多頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
のアポピとギリシア当初の竜は巨蛇《おろち》に過ぎず。『新約全書』末篇に見えた竜は多頭を一身に戴《いただ》き、シグルドが殺せしものは脚あり。欧州でも支那でも、竜の....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
の響きのうちに馬背のすさまじい跳躍、整然たる恐るべき騒擾《そうじょう》、その上に多頭蛇の鱗《うろこ》のごとき彼等の胸甲。 かかる物語はあたかも現今と異なる時代....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
229. かくてジュリアンの戦勝軍により征討され圧倒されはしたけれども、この多頭蛇の怪物は数年後またも立上がって来た。そしてヴァレンチニアンは、その決心と用....
長吏名称考」より 著者:喜田貞吉
以て、長吏以下支配の儀奉成と思召候。」とある長吏も、また平エタでなくして、所謂穢多頭相当のものと解せられる。 しかるに東国で往々長吏を一般のエタの名称の如く用....
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
関係の意味からではなく、職業からその区別が生じたという最も好い例だと存じます。穢多頭や穢多寺の住職はもと必ずしも穢多ではありませぬ。非人頭の悲田院年寄、もと必ず....
エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
に 今度備後国茶筅共と、我々共触方の義に付、出入に罷成り、則御地頭様より之福山穢多頭より、京都にて皮田頭中え右出入の品委曲に申上度候と申、則書付持参仕候事 口上....