夜深け[語句情報] »
夜深け
「夜深け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夜深けの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
直ぐに夫と看破して彼の夫人を疑う事になったのだ。
夫にしても虎井夫人が何の為に
夜深けに此の塔へ上り、鉄板の穴へ手を入れて見る様な異様な事をしたのだろうと、今更....
「霜凍る宵」より 著者:近松秋江
そこは多勢の抱妓たちをはじめ家中の者の溜り場にしてあると思われて縁起棚にはそんな
夜深けでもまだ宵の口のように燈明の光が明るくともっていて、眩しいような電燈の灯影....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
解きてうら待ち居るに月かたぶきぬ」がある。 ○ はなはだも
夜深けてな行き道の辺の五百小竹が上に霜の降る夜を 〔巻十・二三三六〕 作者不詳 ....