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「夜討〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

夜討の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
薄紅梅」より 著者:泉鏡花
の巨頭は、入道の名に謳われ、かつは、硯友社の彦左衛門、と自から任じ、人も許して、夜討朝駆に寸分の油断のない、血気|盛の早具足なのが、昼寝時の不意討に、蠅叩もとり....
木の子説法」より 著者:泉鏡花
も、何となく便る気が出て。――町のちゃら金の店を覗くと、出窓の処に、忠臣蔵の雪の夜討の炭部屋の立盤子を飾って、碁盤が二三台。客は居ません。ちゃら金が、碁盤の前で....
みさごの鮨」より 著者:泉鏡花
へ下りて一浴した。……成程、屋の内は大普請らしい。大工左官がそちこちを、真昼間の夜討のように働く。……ちょうな、鋸、鉄鎚の賑かな音。――また遠く離れて、トントン....
卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
能舞台へ出勤するのが道順だから、八郎は紋着を着た。その舞袴を着けるのが実に早い。夜討に早具足だから、本来は、背後へ廻って、支膝で、ちょっと腰板を当てるのが、景情....
未来の地下戦車長」より 著者:海野十三
森蘭丸というのは、織田信長の家来《けらい》でしょう。そして、明智光秀が本能寺に夜討《ようち》をかけたとき、槍をもって奮戦し、そして、信長と一緒に討死《うちじに....
修禅寺物語」より 著者:岡本綺堂
望む。修禅寺にて早鐘を撞く音きこゆ。 (向うより楓は走り出づ。) かえで 父様。夜討ちじゃ。 夜叉王 おお、むすめ。見て戻ったか。 かえで 敵は誰やらわからぬが....
深見夫人の死」より 著者:岡本綺堂
好家はその土地における豪族であって、なにかの事情からKの土地に住む豪族の森戸家へ夜討ちをかけて、その一家を攻めほろぼした。その後、森戸家の遺族とか残党とかいう者....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
興行時間は八時間に限られいたるを延長して、九時間に改む。 ○三月、歌舞伎座にて「夜討曾我」と「河内山」を上演。その十日目に団十郎がインフルエンザに罹り、半途にて....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
四孝」の横蔵や、「太十」の光秀などを見た。千歳座では「三代記」の佐々木や、「堀河夜討」の藤弥太などを見た。かれが得意とする「六歌仙」の踊りを市村座と新富座で見た....
最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
、一方の軍勢を指揮した。名高い上毛野形名の妻も、その働きぶりを見ると、単に「堀川夜討」の際の静御前と一つには見られない、やはり女軍の将であったらしい。調伊企儺の....
義民甚兵衛」より 著者:菊池寛
きん ああとうとう、来たんじゃのう。恐ろしいことになったのう。 甚三 御城下を、夜討ちにするじゃのう。 おきん まさか、こちとらに、仇はしやすまいのう。 甚吉 ....
島原の乱」より 著者:菊池寛
るから仇討ちをしたわけになる。宗徒勢を討つこと三百人余であった。 信綱、氏鉄、夜討ちの現場を視察して、城兵の死骸の腹を割かしめて検した処が、海草の類を見出した....
長篠合戦」より 著者:菊池寛
が、折柄のおそい月の光と、塁の焼ける火の光とで目覚しく見えた為に一番槍とされた。夜討の事だから誰も指物はなかったのであるが、半平だけ指物を持っていたので得をした....
本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
になるものが多かったのであります。しかもこれに対する国家の取締りは行き届かない。夜討、強盗、山賊、海賊の徒が、到る処に横行して、良民の生命財産を脅かしましても、....
鎮西八郎」より 著者:楠山正雄
をいたしましたが、こちらから寄せて敵を攻めますにも、敵を引きうけて戦いますにも、夜討ちにまさるものはございません。今夜これからすぐ敵の本営の高松殿におしよせて、....