夢幻劇[語句情報] »
夢幻劇
「夢幻劇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夢幻劇の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」より 著者:寺田寅彦
できあがったのを広げてそうして魔女のような老嬢の笑いを笑う。運命の魔女が織り成す
夢幻劇の最後の幕の閉じる幔幕としてこの刺繍の壁掛けを垂下したつもりであるかもしれ....
「中国に於ける二人のアメリカ婦人」より 著者:宮本百合子
ときは、お濠の石垣を詩につくったし、日本の柳、三味線、徳川時代の服装の女を配した
夢幻劇をつくった。日本の女の美は昔風のしとやかさ、髷、袂にあるとヨーロッパの女に....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
知の芸術の中に、無我夢中で飛び込んでいった。
彼の最初の考えはシェイクスピヤの
夢幻劇かまたはファウスト第二部の一幕かに、音楽の衣を着せることであった。しかしど....
「可愛い女」より 著者:神西清
見物で、これが無教育で野蛮と来ている。こっちじゃ一生懸命|粒よりのオペレッタや、
夢幻劇や、すばらしい歌謡曲の名人を出してやるんだが、それが果してあの手合いの求め....
「演劇の様式――総論」より 著者:岸田国士
劇 舞台にある特殊な生活雰囲気をかもし出し、その気分的な味わいを生命とするもの。
夢幻劇 架空な物語を美しい幻想の世界として描いたもの。 神秘劇 人生の一事件に神....