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夢語り
「夢語り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
夢語りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
水草の清い山にはいってお勤めをしています。 光いでん暁近くなりにけり今ぞ見しよの
夢語りする そして日づけがある。またあとへ、 私の命の終わる月日もお知りになる....
「最古日本の女性生活の根柢」より 著者:折口信夫
のではない。神人に神|憑りした神の、物語った叙事詩から生れてきたのである。いわば
夢語りとも言うべき部分の多い伝えの、世を経て後、筆録せられたものに過ぎない。日本....
「山の人生」より 著者:柳田国男
曲解し得るだけ曲解するのが、言わばあの時代の学風であったので、すなわちたくさんの
夢語りも、やはり平田翁一派の研究以外へは一足だって踏出してはいないのである。 ....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
があった。すなわち時代としてまた社会として、知りまたは経験していることより外へ、
夢語りは到底飛び出すことはできなかったのである。新しいよい思案を生み出そうとする....