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大きな口をきく
「大きな口をきく〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大きな口をきくの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「街はふるさと」より 著者:坂口安吾
ふけよ。紙をまるめて、鼻につめこむんだよ。鼻血の始末もできないくせに、この土地で
大きな口をきくんじゃないよ」 空地の隅の水道で、手と顔を洗わせた。 「利巧ぶる....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
凧をあげているんだな」 「ほっとけ、おとな……。子供にからかうなよ。出せねえなら
大きな口をきくな」 「いや、これは悪かった。……さあ、もう、あっちへ行って遊びな....
「キャラコさん」より 著者:久生十蘭
「そんなことまで、あなたに指図《さしず》されなくてはいけないんですか」 「おや、
大きな口をきくこと。なんでもいいから、あたしと一緒にいらっしゃい」 アマンドさ....
「福沢諭吉」より 著者:高山毅
いかないのなら、ふへいをいったってはじまりませんよ。」 「いったな、諭吉。ばかに
大きな口をきくではないか。それなら、きみは、中津をでていくというのか。」 「さあ....