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大だ
「大だ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大だの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「菊池寛全集」の序」より 著者:芥川竜之介
た時、こう云った彼の風貌を未だにはっきりと覚えている。「そりゃ君、善は美よりも重
大だね。僕には何と云っても重
大だね。」――善は実に彼にとっては、美よりも重大なも....
「少年」より 著者:芥川竜之介
の砂の中に隠れているのは浅蜊《あさり》と云う貝に違いない。……
保吉の享楽は壮
大だった。けれどもこう云う享楽の中にも多少の寂しさのなかった訣《わけ》ではない。....
「滝田哲太郎氏」より 著者:芥川竜之介
言われぬ落莫を感じた。それは僕に親切だった友人の死んだ為と言うよりも、況や僕に寛
大だった編輯者の死んだ為と言うよりも、寧ろ唯あの滝田君と言う、大きい情熱家の死ん....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
に限界があるということを観念の上で了解することができないから、宇宙の広がりは無限
大だと言う。しかし空間の無限ということから時の無限ということの推論はできない。宇....
「春の上河内へ」より 著者:板倉勝宣
溜っていた。さすがにここは谷川が流れている。いよいよ赤沢も近い。川の両岸には雪の
大だんご、小だんごが一面に並んでいる。ちょっとスキーは困難を感じた。やがて、赤沢....
「映画と音楽」より 著者:伊丹万作
映画と音楽 伊丹万作 映画における音楽の位置をうんぬんするとき、だれしも口をそろえて重
大だという。 なぜ重大なのか。どういうふうに重大なのか。だれもそれについて私に....
「政治に関する随想」より 著者:伊丹万作
すなわち、今の日本人にとつては政治的転換よりも、むしろ道徳的転換のほうがより重
大だともいえるのである。なぜならば政治的転換はほとんど知識の問題として比較的容易....
「私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
になった人だが、その父君の二代目清兵衛氏は日本毛織の創立者として有名な人である。
大だんなの先代清兵衛氏も当時はまだご存命で、なかなかこまかい人だったと記憶してい....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
制式組合暗号だ。で川上機関大尉は生きているぞ。しかもこの記号の意味は、すこぶる重
大だ。それを解読してみると、『八日夜、試運転ヲスル』となる。飛行島はいよいよ仮面....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
平衡点です」 「えっ、本艇は宇宙墓地の方へぐいぐい引張られていくのか。これは事重
大だぞ」 近来寡黙の士となっていたベラン氏が、めずらしく声をたてた。彼の顔にも....
「海底大陸」より 著者:海野十三
をした。 すると中尉は、 「ジムの危険よりも、本官にあたえられた任務のほうが重
大だ。いまここで鉄水母を撃沈しとかなきゃ、おれは艦隊司令官へ報告ができない。かま....
「恐竜島」より 著者:海野十三
て四人の生命があやういことを知っているのは、玉太郎だけであった。 「ぼくは責任重
大だ。おちつかなくちゃ……」 と、彼は自分の心をげきれいした。 もうこうなれ....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
、こんな宇宙の一角で、そうした原因でこんな不調が起るはずはなかった。 「これは重
大だ。ひょっとすると、一大|椿事発生《ちんじはっせい》の先触《さきぶれ》かもしれ....
「時限爆弾奇譚」より 著者:海野十三
た唾液を持てあましながら、半ば夢中になって隣室へ駆け込んだ。 「いやあ、これは偉
大だなあ!」 卓子に並べられた大皿を見て、博士はまず驚嘆の声を放った。そうでも....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
た。 “待て太刀川!” 洋杖が、なにか囁いたようであった。 “お前の使命は、重
大だぞ” 大佐が別れにのぞんで彼にいった言葉が思いだされた。 (そうだった。軽....