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「大僧都〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大僧都の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
は海嘯が吼えた。 「土佐国群書類従」に載せた「谷陵記」には、「崎浜談議所の住僧権大僧都阿闍利暁印が記録略に曰く、慶長九年災多し、先づ一に七月十三日大風洪水、二に....
法然行伝」より 著者:中里介山
生せられた。 十七 安居院《あぐい》の法印聖覚は入道少納言通憲の孫に当り、澄憲大僧都の真の弟であるが、これも法然の化道《けどう》に帰して浄土往生の口決《くけつ....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
秀・頓阿・兼好・慶運・浄弁みな世を去って、二条流では頓阿から二条流歌学を承けた権大僧都|経賢がおり、冷泉流では為秀に教をうけた今川了俊が、幼き冷泉|為尹(為秀の....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
依頼しておいたが、なかなか返辞が来なかった。 井川君は元、知恩院の住で、僧籍で大僧都の肩書まである半俗半僧の碩学だし、その方面の智識なのに、その井川君でも分ら....