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大勲位
「大勲位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大勲位の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少女地獄」より 著者:夢野久作
如く、同女の父、殿宮愛四郎氏は本県の視学官にして、現中央政界の大御所とも言うべき
大勲位、公爵、殿宮|忠純《ただすみ》老元帥の嫡孫に当っているが、意外の悲劇に直面....
「明治美人伝」より 著者:長谷川時雨
きを額にかざし、官僚式に風靡し、大御所《おおごしょ》公の尊号さえ附けられている、
大勲位公爵を夫とする貞子夫人の生立ちは、あわれにもいたましい心の疵《きず》がある....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
たるかな、昨日の壮士は今日の俳優、妾また何をか言わん。聞く彼は近年細君のお蔭にて
大勲位侯爵の幇間《ほうかん》となり、上流紳士と称するある一部の歓心を求むる外《ほ....