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「大匙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大匙の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:ゴーゴリニコライ
てアルコール漬にしておくか、もっと手をかければ、それに強いウォッカと沸かした酢を大匙に二杯注ぎこんでおくのです――そうすれば、相当うまい金儲けができますよ。あま....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
赤|茄子入りのスパゲテは、いったいいかにして肉刺しへ巻きつけて、どうしたら一本の大匙の補助だけで最も能率的に口へ送り込むことが出来るか、その術を習得した。そして....
傷痕の背景」より 著者:豊島与志雄
ぐって、ウイスキーを注いだ。 「こいつ、うまいことをしてやがる。」 四方から、大匙でしゃくい取られて、西瓜の一つは見るまに皮になった。 杉本も、いつか、そう....
食道楽」より 著者:村井弦斎
○球葱スープは球葱の大なるもの六個を細《こまか》に刻みたらば深き鍋にバターを大匙三杯位溶かし葱の鳶色《とびいろ》になるほど炒りつけ、水に漬けたるパンの割りた....
食道楽」より 著者:村井弦斎
あわせ》物には馬鈴薯を湯煮《ゆで》て裏漉《うらごし》に掛け薯《いも》一斤にバター大匙半分、牛乳大匙二杯、塩小匙一杯の割合にて混ぜ火に掛け能く掻廻《かきまわ》して....
食道楽」より 著者:村井弦斎
も御飯はあるからなるたけ柔い御飯を一度煮て裏漉《うらご》しにしてその漉したものを大匙に山盛五杯それへ玉子の黄身を四つと砂糖を三杯と牛乳二合をよく混ぜるとドロドロ....