大原御幸[語句情報] »
大原御幸
「大原御幸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大原御幸の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「桜花を詠める句」より 著者:杉田久女
桜 りん女 数年前の春だった。寂光院へいそぐ道すがら、次第に山深くいにしえの
大原御幸道にわけ入った時、ふと傍らの渓流に一本の山桜がうす紅の葉をかざして咲き傾....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
もよし、小督、忠度都落ち、宇治川、敦盛、扇ノ与一。どれも嫌いなものはないの」 「
大原御幸は」 「わけても好きじゃ」 「では。……すみませんが、そこの琵琶をお取り....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
冷えと坐っていると、歌のひびきは、一としお肌身に迫ってくる。 清げな尼さんが、
大原御幸絵巻やら、種々な寺宝を出して見せてくれる。薄茶をいただく。そして、この尼....