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大友皇子
「大友皇子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大友皇子の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
の守る山の末枯れ為無な常葉にもがも」(巻十四・三四三六)等がある。 十市皇女は
大友皇子(弘文天皇)御妃として葛野王を生んだが、壬申乱後大和に帰って居られた。皇....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
て重なり、合せて一ツの真相を暗示しているのかも知れぬ。 ところが、後世に至って
大友皇子と天武天皇の例が起った。
大友皇子は天智の子。天武は天智の弟で皇太子。しか....
「飛騨の顔」より 著者:坂口安吾
て大和から追われた嫡流の皇子は故郷たるヒダへ逃げこんで戦って亡されました。それが
大友皇子にも当るし、聖徳太子か、太子の嫡男たる山代王にも当るし、日本武尊にも当る....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
えのいわゆる「間遠《まどお》の渡し」であります。上古は畏《かしこ》くも天武天皇が
大友皇子の乱を避けて東《あずま》に下り給いし時、伊勢より尾張へこの海を渡られたが....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
物を見ても、非常に古いらしい。讃甘村の名称にしても、伝説ではあるが、大海人皇子が
大友皇子に襲われ給うて、隠れた地だと云い伝え、その地名の讃甘は、この郷土の酒の甘....