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「大史〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大史の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
は、たんに一か所だけであったと記憶する。両者の日記は、東山時代を説明する絶好の二大史料であるが、両者ともおのおの別世界の人であるかのように、自己およびその周囲を....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
「ニーベルンゲン譚詩」は下巻へと移るのである。 しかし、悲壮残忍をきわめたこの大史詩の大団円を、映画に楽劇に、知られる読者諸君もけっして少なくはないであろう。....
道鏡皇胤論について」より 著者:喜田貞吉
野人かつて「道鏡皇胤論」一編を京大史学会の雑誌史林の誌上で発表した事があった。要は道鏡が天智天皇の皇孫であるとの....
オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
を期待する。前記佐々木喜善君も引き続きその薀蓄を発表せられるべく予約せられた。東大史料編纂官たる鷲尾順敬博士も、博士の仏教的見地から採訪せられたる資料について、....
黒田清隆の方針」より 著者:服部之総
黒田清隆《くろだきよたか》の伝記があれば、だれか教えていただきたい。東大史料編纂所では、みつからない。北海道には手がかりがあろうかとおもって、この小文....
法然行伝」より 著者:中里介山
またよろしく食済具馬壱疋をたもうべし。 建永二年二月二十八日符到奉行 右大史中原朝臣 左少弁藤原朝臣 追捕《ついぶ》の検非違使《けびいし》は、宗府生久....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
平記は即、南北朝記といってよい。中世から近世への中間に横たわっている日本史中の一大史嶺にさぐり入って、ことこまかに描破し脚色していったものである。だが一般の概念....