大向こう[語句情報] » 大向こう

「大向こう〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大向こうの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
。オペラ座の喝采組《かっさいぐみ》はうまくできてるぜ。だが俺《おれ》はあいつらと大向こうには行かねえ。オペラ座には二十スーも出してはいるやつがあるが、それはばか....
つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
、花曇りの空の下をこうぶらりと押しだしたところ、これが芝居なら、さしずめ二つ三つ大向こうから声がかかろうというもので、粋《いき》な三味《いと》がほしいような、何....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
グランドを留守にするのが、彼にとってどんなに危険であるかを知らぬはずはなく、ただ大向こうを唸らせようとしているだけのことではないか。だが、セシルは、従兄のベエコ....