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大和物
「大和物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大和物の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いるようでござるな」 平野老人がようやくこれだけのことを言いました。相州物とも
大和物とも言わないで、肌のことから言い出したのは、大綱《たいこう》を述べないで細....
「間人考」より 著者:喜田貞吉
何方へもつかぬとか、半端だとかいう場合には、通例古代にはハシタという語を用いた。
大和物語に、 今日、日はしたになりぬ。奈良坂の彼方には人の宿り給ふべき家も候はず....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
を挟んでの恋争いやら何やらを、史書に漁ると限りがない。「栄花物語」「更級日記」「
大和物語」「東鑑(吾妻鏡)」等々々。大江|匡房には「遊女記」の著述さえある。 ....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
の残りの形であるような気がする。姨捨山の話も中世の書物に多くあらわれ、ことには『
大和物語』という本にあるのが、よく人に知られている。この文学のなかでは、棄てられ....