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大嘗会
「大嘗会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大嘗会の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
裳に十二章を備えた時、第五章としてこの猴と虎を繍《ぬいとり》したのを、わが邦にも
大嘗会《だいじょうえ》等|大祀《たいし》の礼服に用いられた由『和漢三才図会』等に....
「かげろうの日記」より 著者:堀辰雄
と見える。それはあの方が何時になくいろいろとあの子の御面倒を見て下さって、今度の
大嘗会《だいじょうえ》には何か禄《ろく》を給わらせよう、それから元服もさせような....
「最後の一句」より 著者:森鴎外
日、十一月二十五日に町年寄に達せられた。次いで元文四年三月二日に、「京都において
大嘗会御執行相成り候てより日限も相立たざる儀につき、太郎兵衛事、死罪御赦免仰せい....
「国栖の名義」より 著者:喜田貞吉
た。これより後しばしば来朝して、栗菌や年魚の類を土毛として献上するとある。践祚|
大嘗会等の大儀に、彼らが列して、所謂国栖の奏をとなえ、土風の歌舞を演ずる事は儀式....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
、土地を拓いて特に穀の木を栽培していた例である。『千載集』の神祇部に、久寿二年の
大嘗会の風俗歌に、悠紀方として詠進した歌は、近江の木綿園を地名として詠じている。....
「俳句の作りよう」より 著者:高浜虚子
こで私は無造作にこれを十七字にするお手本をお見せしましょう。 元日やこの秋にある
大嘗会 これは大正三年の元日の心持で、三年の秋には大正天皇の御即位式がある、そ....