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「大国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大国の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人造人間殺害事件」より 著者:海野十三
いない。一体、この海龍倶楽部は、表面は一秘密結社ではあるけれども、その背後には某大国の官憲の庇護《ひご》があり、上海の警視庁と直通しているといわれ、何のことはな....
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
た後、みずから末法に遣わされた釈尊の使者本化上行だという自覚を公表せられ、日本の大国難である弘安の役の終った翌年に亡くなられました。 そして日蓮聖人は将来に対....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
得ない。これはいよいよぼやぼやしていられないぞという緊張感がしめつける。 この大国難に最も御苦しみなされているのは、天皇陛下であらせられるだろう。 果して負....
征服の事実」より 著者:大杉栄
樗牛全集の中に、ブランデスの何かの本から抜いた、次の文がある。 「少なくともヨーロッパの四大国民の名は、いずれもみな外国の名である。フランスの名称は、ライン河の西岸に棲ん....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
アカグマ国のために占拠せられて、イネ州と改められたものであった。 太青洋は、二大国に挟まれ、今やしずかなる浪をうかべて、平和な夢をむさぼっているように見える。....
地軸作戦」より 著者:海野十三
1 某大国宰相の特使だと称する人物が、このたび金博士の許にやってきた。 金博士は、当....
怪塔王」より 著者:海野十三
がなんでも、それはあまりに大胆すぎる結論だぞ。あの尊敬すべき国宝的学者が、まさか大国賊になろうとは思われない」 「でも、大利根博士邸で発見されたいろいろな怪しい....
東京要塞」より 著者:海野十三
中国大陸には、大きな戦争が続いていたし、その戦争に捲きこまれていないいくつかの大国も、てんでに武装戦備を整えて、いつでも戦雲渦巻くその中心へ向って進撃できるよ....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
動かして戦争をさせることもできる。ユダヤ人の国というのはないが、われわれは世界の大国のうしろに隠れていて、それをあやつることができるんだ。一つ握手して、まず第一....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
か、神さまのお力で眼を覚まして戴いたのだそうでございます。その神さまというのは、大国主神様のお指図を受けて、新らしい帰幽者の世話をして下さる方なのでございます。....
怪異暗闇祭」より 著者:江見水蔭
貴命、相殿として素盞嗚尊、伊弉冊尊、瓊々杵尊、大宮女大神、布留大神の六座(現在は大国魂神社)。武蔵では古社のうちへ数えられるのだ。 毎年五月三日には、競馬が社....
岩波文庫論」より 著者:岩波茂雄
えんの道を考えねばならぬ。不朽の典籍に親しんでその良心と理性を満足せしむることは大国民としての根本的教養であらねばならぬ。日本の現代文化はあまりに急速に発展せし....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
たるもの、多くは天然の教育による。 まずその地勢を案ずるに、東西数千里にわたる大国にして、大西・太平の両大洋を前後に接し、その内地にはロッキーのごとき世界に一....
西航日録」より 著者:井上円了
大廈のまさに覆らんとするや、もとより一柱一木のよく支うるところにあらざるなり。老大国の前途、絶望の観なきあたわず。ああ中原の鹿、またなにびとの手にか帰せん。東洋....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
る範囲により自然に政治的統一を招来する。これがため武力の進歩が群小国家を整理して大国家への発展となった。欧州大戦後、軍事および一般文明の大飛躍は国家の併合を待つ....