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大国主命
「大国主命〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大国主命の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
『古事記』にも、須佐之男命《すさのおのみこと》の女｜須勢理毘売《すせりびめ》が、
大国主命《おおくにぬしのみこと》に蛇の領巾《ひれ》を授けて、蛇室中の蛇を制せしめ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
理姫《すさりひめ》」の名を書いている。
この女性は、神代に於ける第一の艶福家｜
大国主命《おおくにぬしのみこと》のために、嫉妬の犠牲となった痛ましい女性である。....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《のち》弘法大師かの大国の文字を改めて大黒と書きたまいけるとなりと記す。大黒天は
大国主命を仏化したという説は足利氏の代に既にあったので、『古事記』に大国主の兄弟....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
す。尤もそのお仕事はただ受附けて下さるだけで、直接帰幽者をお引受け下さいますのは
大国主命様でございます。産土神様からお届出がありますと、
大国主命様の方では、すぐ....
「赤い玉」より 著者:楠山正雄
一 これも
大国主命が、八千矛をつえについて、国々をめぐって歩いておいでになる時のことでした....
「三輪の麻糸」より 著者:楠山正雄
一 むかし神代のころに、
大国主命の幸魂、奇魂の神さまとして、この国へ渡っておいでになった大物主命は、後に....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
舞役も出て来た。 何という神楽なのか釣ばりを咽喉にひっ懸けて苦しんでるモドキを
大国主命か誰か出て来て除ってやる滑稽な仕草と対話のある神楽が演じられる頃になると....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
者が天皇家であったことだけは確かなのである。そして天皇家に直接征服されたものが、
大国主命だか、長スネ彦だか、蘇我氏だか、それも見当はつけ難いが、征服しても、征服....
「穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
古くは我国には居らぬのが事実である。 しかるにこれも風説を記したものであるが、
大国主命の御子である和加布都努志命《わかふつぬしのみこと》は、牛を使う技術が巧み....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
ちの前に、やや斜めに跪いて、審かしげに、また親しそうに此方を見た。 「大国魂命と
大国主命とはちがいますか。」とまた一人が訊ねた。 「はあ。」 「としても、やはり....