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大威徳
「大威徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大威徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
驢の厩に至る。皆その脂臭を嗅いで覊絆《きはん》を托※《たくえい》驚走す、比丘輩我
大威徳神力ある故と法螺《ほら》吹き諸|居士《こじ》これを罵る。猟師の習い悪獣の脂....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
さい杓で、薫陸《くんろく》香、沈香、竜脳、安息香の液をそそいだ。そして、和田が、
大威徳天の前にゆらめいている浄火からうつして来た火を差出したのをとって、護摩木の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
っていた。――朝廷では諸大寺の座主から天皇ご自身までも、連日にわたって戦勝祈願の
大威徳法の修法をこらし、また再度の綸旨を諸国に発して、逆賊尊氏の必滅を天地にちか....