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「大学令〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大学令の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
と違って官僚の社会的役割などについて思い出す人さえない時期だったが、私立大学が新大学令によって帝大並みの「大学」に昇格し、文部省という教育官僚府のより直接な統制....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
たが、翌年に東京大学の法学部に合併されてフランス法学部となった。明治十九年に帝国大学令が発布せられ、翌年法科大学にドイツ法科も設けられた。故に前に挙げた法典の発....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
置きかえられようとしている。高等学校や専門学校では国定教授細目が決定されている。大学令が改革されたことによって、帝大及び帝大以外の各官公私立大学の講義内容と講義....
社会時評」より 著者:戸坂潤
応義塾など、蘭学塾か英学塾かに止まっていれば、今頃は大したものになっただろうに、大学令の改正と共に、失業大学の仲間入りをしたのは、先見の明のなかった点で重ね重ね....
レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
ストーンから大学の財政に関する調査委員会の一員となることを勧められた。一八七七年大学令の改正委員が選ばれた時も、彼は仲間に入れられた。旧師のストークスもその員に....
語呂の論理」より 著者:中谷宇吉郎
について盛に論じているらしかった。 「いくら研究の自由だからと言っても、ちゃんと大学令に、国家に枢要《すうよう》なる研究の蘊奥《うんのう》を極めとある以上、(本....