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「大学南校〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大学南校の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
を窺うことは出来るであろうと思うのである。 四九 法理学 明治三年閏十月の大学南校規則には「法科理論」となっている。あまり悪い名称ではない。我邦の最初の留....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
改められて、太政官その他の諸省が出来たので、昌平学校は大学本校となり、開成学校が大学南校医学校が大学東校となって、教員の職名も改正せられた。そこで水本先生と平田....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
藤幸子女史御姉妹のお若いころのことであった。 南校《なんこ》の原《はら》とは、大学南校のあった跡だと後に知った。草ぼうぼうとして、ある宵《よい》、小川町の五十....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
主人などは、小さい時に同藩の家へ養子に遣られ、その養父に附いて上京したのですが、大学南校へ通う内に、頼りにしたその養父に死別れましたので、他家の食客にもなり、母....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
》きて仏蘭西《フランス》語を学びぬ。維新の際福井藩の貢進生《こうしんせい》となり大学南校に入りそのいまだ業を卒《お》へざるに先立ちて偶《たまたま》起立工商《きり....