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大弟
「大弟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大弟の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
んだ、したがってそこから渡した奥縞を桟留機《さんとめおり》とも呼んだ、キリストの
大弟子中|尊者《サン》トメ最も長旅し、メデア、ペルシア、大夏《バクトリヤ》、イン....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
諸経の発端|毎《つね》に必ず諸天神とともに、諸竜が仏を守護聴聞する由を記し、仏の
大弟子を竜象に比したで知れる。『大方等日蔵経』九に、〈今この世界の諸池水中、各《....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
た。サンチアゴ(英語でセント・ジェームス、仏語でサン・ジャク)大尊者はキリストの
大弟子中、ペテロに亜《つ》いだ勢力あり。その弟、ジョアンとともにキリストの雷子と....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
。ノルトンの豕と等しく早く既に解説が一定せなんだのだ。 内典を閲するに、仏や諸
大弟子滅後久しからぬにこんな故事附けが持ち上ったと見え、迦多演那尊者《かたえんな....
「美の日本的源泉」より 著者:高村光太郎
裕ある手腕とによる悠揚せまらぬ写実の妙諦に徹底している。 又一方には興福寺の十
大弟子や八部衆のような近親感の強い純写生に基く諸作もあり、写生の極まるところ行信....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
記者の語るところによれば、人類の教師は皆よき弟子を持った。その中には十哲とか、十
大弟子とか、十二使徒とかと呼ばれるような優れた人物があった。そうしてそれらの弟子....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
る。それが弥勒であるとしても、われわれの受ける印象は依然として観音である。 十
大弟子、天竜八部衆、二組の四天王、帝釈・梵天、維摩、などを除いて、目ぼしいものは....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
いう偉い仏教の体得者がいました。その偉さにおいては釈尊に一目置くだけで、あとの十
大弟子などは足元へも寄り付けません。しかし身分は俗士の資格で職業も執り、家庭も形....