大御代[語句情報] »
大御代
「大御代〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大御代の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
た。朝廷と幕府とが相対立しすべての方針が二途に分かれるような現状を破って、天皇の
大御代を出現しないかぎり、海外諸国の圧迫に対抗してこの国の独立を維持しがたいとの....
「源氏物語」より 著者:紫式部
っておいでになったから、お変わりになっても特別変わったこともなかった。ゆるぎない
大御代と見えた。太政大臣は関白職の辞表を出して自邸を出なかった。 「人生の頼みが....
「新撰組」より 著者:服部之総
都|所司代《しょしだい》と江戸閣老を斃し、公武合体派を抑制しつつ一挙「鎌倉以前の
大御代を挽回」するというのが、寺田屋に憤死した「浪士」派の、粒々半カ年にわたる工....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
に、今なお留まって進めない者が多いのである。現在がすでに昔ではないことと、新たな
大御代の文化というものに、多くの人々は恵まれ、また僅かな人々が洩れていることを、....