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大御宝
「大御宝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大御宝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
るからといって、そんなに有難い、勿体ないはずはないのだが、天子様でさえも、百姓を
大御宝《おおみたから》とおっしゃって、御自分も鍬《くわ》をとって儀式をなさる例も....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
りて、枝葉のみを繁茂せしむる国は危し。 されば日本の百姓たるものは、自らが天皇の
大御宝《おほみたから》たることを畏《かしこ》み、専《もつぱ》らこの道をつとめ、国....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
云っておりました。これまで普通に国学者の解釈では、農民は国家の宝である、天皇の「
大御宝」であるという説明に満足しておりましたが、これはどうも間違っているようであ....
「賤民概説」より 著者:喜田貞吉
れを解するもの、百姓すなわち農民は、食物を供給する大切なもので、すなわち天皇の「
大御宝」であるという。崇神天皇の詔にも、「農は天下の大本なり」とあって、農民が国....