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大手を振る
「大手を振る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大手を振るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
から、この家の中へ大手を振って――暴君とは言いながら女のことですから、形式に於て
大手を振るような振舞はなかったけれども、ずっとその昔、本所の弥勒寺長屋で米友から....
「伊勢之巻」より 著者:泉鏡花
、脚絆がけに借下駄で、革鞄を提げたものもあり、五人づれやら、手を曳いたの、一人で
大手を振るもあり、笑い興ずるぞめきに交って、トンカチリと楊弓聞え、諸白を燗する家....