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「大日堂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大日堂の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
丹下左膳」より 著者:林不忘
た。 竹筒《たけづつ》 一 田母沢《たもざわ》の橋を渡ってゆくと、左のほうに、大日堂《だいにちどう》。 荒沢《あらざわ》の橋の手前から、道を右にとって登って....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ある。家来どもが眼ざめるとまたうるさい。戻って、寝ておれ、寝ておれ」 鑁阿寺、大日堂のゆかは、漆のような闇だった。 太柱も、高い天井も、墨一色のしじまである....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ない」 「大殿、大殿」 と、口々に、 「斯波高経の隊が、はや高取山を越え出て、大日堂の下に着いたことを、約束どおり彼方で報せておりますぞ」 尊氏も、もちろん....