大札[語句情報] » 大札

「大札〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大札の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仮装人物」より 著者:徳田秋声
これだけあれば当分勉強ができるだろう。」 松川はそう言って、ポケットの札束から大札十枚だけを数えて渡した。送らせて来た書生が席を外していたので、二人はいつも媾....
剣侠」より 著者:国枝史郎
物の逸見多四郎が、気軽にこのような旅籠屋などへ、それも留守の間に道場の看板、門の大札を外して行ったところの、要介を訪ねて来ようなどとは、要介本人思いもしなかった....
望郷」より 著者:服部之総
には、古典アメリカの表情がところどころにのこされている。「アカシヤの街、詩の都、大札幌の風光」と、駅前で買った絵ハガキ集の表紙に謳《うた》われているが、そのアカ....