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大正池
「大正池〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大正池の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「単独行」より 著者:加藤文太郎
二十六日 快晴 六・〇〇島々 一一・〇〇沢渡 一・三〇中ノ湯 三・一五―三・五〇
大正池取入口 四・五〇上高地温泉 中ノ湯附近は発電所入口や、水路工事などの人々....
「山と雪の日記」より 著者:板倉勝宣
夏の日記
大正池 峰々の谷に抱かれた雪の滴を集めて流れて、梓川は細長い上高地の平原を、焼....
「春の上河内へ」より 著者:板倉勝宣
岳へ散歩に行った。焼の方から見た霞沢や六百山はなかなか綺麗だ。殊に木の間から見た
大正池と雪の霞沢の谷は美しい。昼めしにビスケットを噛っていると雨になった。焼のラ....
「ジロリの女」より 著者:坂口安吾
ぎ去ったあと、肉体だけが残るわけではありますまい。私は恋を思うとき、上高地でみた
大正池と穂高の景色を思いだすのでございます。自然があのように静かで爽やかであるよ....
「雨の上高地」より 著者:寺田寅彦
た。 水力発電所が何カ所かある。その中には日本一の落差で有名だというのがある。
大正池からそこまで二里に近い道程を山腹に沿うて地中の闇に隧道を掘り、その中を導い....