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「大河内正敏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大河内正敏の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
公、木戸侯らにも逮捕命令が出たことを伝えた。 近衛文麿公、木戸幸一侯、酒井伯、大河内正敏、伍堂卓雄、緒方竹虎、大達茂雄、大島浩、須磨大使の九人 ◯大島大使は昨....
読書法」より 著者:戸坂潤
ら、『科学主義工業』という月刊雑誌がこの頃出ている。社長はよく知らないが、恐らく大河内正敏博士だろう。科学主義工業というのは博士が実施している最近の産業哲学であ....
新しい婦人の職場と任務」より 著者:宮本百合子
来ている。 ヴィタミンABCでなじみぶかい理研のコンツェルンは、工学博士、子爵大河内正敏氏その他を主として、長野や群馬、新潟などの寒村に、「共同作業場ともいえ....
婦人の文化的な創造力」より 著者:宮本百合子
本で必要とされ奨励され、婦人の文化の成長の可能のようにいわれてもいるのであるが、大河内正敏氏の著などをよむと、文化の課題として、婦人の内部的成長はどう計画されて....
私たちの建設」より 著者:宮本百合子
と女性の勤労を戦時的に利用する計画というものは、既に十数年前から着手されていた。大河内正敏は、今日戦争犯罪者として監禁されているが、彼が計画した「農村の工業化」....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
される。その第一の方面はいわゆる農村工業化運動なのである。これは理化学研究所所長大河内正敏氏などが夙くから唱道して来たところであるが、呉海軍工廠が試験的に部分品....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、父の記念出版をしたいが、それには様々の困難があり、こまっていたら国民美術協会で大河内正敏氏や石井柏亭その他の人が一冊の『中條精一郎』という本を出して下さる由。....
日記」より 著者:宮本百合子
行く。 十二月二十八日(金曜) 今日Aが狙撃者は或代議士の息子だときいて来た。大河内正敏の子がアナーキストであるのと好一対だ。私共中流の、所謂健実な同時に呑気....
美食七十年の体験」より 著者:北大路魯山人
大谷|光瑞の『食』、村井|弦斎の『食道楽』、波多野承五郎の『食味の真髄を探る』、大河内正敏の『味覚』など、それぞれ一家の言を表わしてはいるものの、実際、美味問題....
日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
うか。 工学者で最も異色のあるのは、子爵、元東大教授、元貴族院議員(研究会)、大河内正敏博士である。元来の専門は造兵科で造兵の教授であり、腔外弾道学の大家だと....
一九三七年を送る日本」より 著者:戸坂潤
ずっぽうの言葉で、科学的精神を歪めて云い表わしたものにしか過ぎなかったろう(最近大河内正敏氏の理研コンツェルンの産業哲学として科学主義工業という言葉が注目されて....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
重要なる軍事工業は適当に全国に分散する。徹底せる国土計画の下にその分配を定める。大河内正敏氏の農村工業はこの方式に徹底すれば日本工業のためすばらしい意義を持ち、....