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大泊
「大泊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大泊の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
樽、室蘭とせいぜい一年か二年かで御輿をあげ、そちこち転々した果てに樺太まで乗し、
大泊から汽車で一二時間の豊原で、有名な花屋に落ち着いたのだったが、東京へ舞い戻っ....
「海豹島」より 著者:久生十蘭
ておく必要があったのである。 海豹島滞留日誌 第一日 一、三月八日、
大泊《おおとまり》港を出帆した第二小樽丸は、翌々十日、午前十時ごろ、海豹島の西海....
「利尻山とその植物」より 著者:牧野富太郎
から、一同打連れて近傍の植物採集に出かけたのが、殆んど四時頃であったろうと思う、
大泊村の海岸へ行《おもむ》いた、鴛泊から西の方に当って、おおよそ五、六丁位の所で....
「フレップ・トリップ」より 著者:北原白秋
。とてつもない鋭い口笛だ。「あっはっはあ。」「ヤハイハイ。」 パッパッパッ。「
大泊の光景でござい。」 雪、雪、雪、煙突、倉庫、店看板、防寒帽子、毛ごろも、手....