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大発
「大発〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大発の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙女囚第一号」より 著者:海野十三
そうに見えなかった。博士の眉毛の間にはふかい溝がきざまれていた。 「博士はこんな
大発明をしながら、あまりよろこんでいらっしゃらないのは、どういうわけですか」 ....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
作用を経験しないからである。実際この点についての論難は種々の方面からニュートンの
大発見に対して向けられ、ニュートン自身もまたそれに対して全く無関心ではなかったの....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
防禦威力の強大が戦争を持久せしめるに至った。第二次欧州大戦では戦車の進歩と空軍の
大発達が攻撃威力を増加して、敵線突破の可能性を増加し、第一次欧州大戦当時に比し、....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
ことじゃ。艦隊の主力たる我が艦列の、彼に勝ること一倍半なることは、此後の戦況に、
大発展を予約しているものじゃ。要するに日本海軍というも、日本人というも、栄養不良....
「灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
、其存在の効果は無際涯である無尽蔵である。此の焼けて灰となった書籍の一冊を読んで
大発明をし、大文章を書き、大建築を作る人があったかも知れない。書籍は少くも五百部....
「画学校時代」より 著者:上村松園
見て貰ったりしました。 当時学校に生徒の数は百人ばかりいましたが、 「画学校も
大発展を遂げて、ついに百名に達しましたることは、日本画壇の前途のためにまことに慶....
「恐竜島」より 著者:海野十三
ようにして、前進していった。 「おや、どこからか風が吹いて来る」 玉太郎が、一
大発見をした。 「おお、そうだ。たしかに風が通っていく」 「やっぱり生《なま》ぐ....
「火星探険」より 著者:海野十三
ぎていった。 会がいよいよ終りに近づいたとき、デニー老博士が立上った。そして重
大発言をしたのであった。 「さて諸君。諸君の美しい協力と、不撓不屈の努力とによっ....
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
るのであろうか。その中にこそ、彼の素姓を語る貴重な資料があるのに違いない。彼は一
大発見をしたように思い、声をあげて、大急ぎでその新聞紙包の紐を解いてみた。 中....
「火星兵団」より 著者:海野十三
福にしてあげたいと思って、日頃からいろいろ考えているのだった。できるなら、ひとつ
大発明家になって、父親をりっぱな邸に住まわせたい……
そんなことを考えながら歩....
「怪塔王」より 著者:海野十三
よ」 塩田大尉も、そこへしゃがんで顔を前へつきだしました。 「なるほど、これは
大発見だ。たしかに鍵穴にちがいないが、こんなところに鍵穴があるなんて、どういう仕....
「狂人日記」より 著者:井上紅梅
てしまいましょう」と小声で言った。アニキは合点した。さてはお前が元なんだ。この一
大発見は意外のようだが決して意外ではない。仲間を集めて乃公を食おうとするのは、と....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
の金も無駄にしないように気をつけていた。 それでも一八三一年には、電磁気感応の
大発見をした。この翌年の末の頃には王立協会の財政はいよいよ悪くなった。その時委員....
「透明人間」より 著者:ウェルズハーバート・ジョージ
ろかせてやろうと考えたんだ。研究はおもうとおりに進んだ。そのうち、思いもかけない
大発見をしたのだ。これはぼくの手がらではないんだ。ぐうぜんなことで、おもいがけな....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ばならぬ事となる。持久戦争に非常な緊張を要する所以である。 この見地から空軍の
大発達により我が軍も容易にニューヨーク、モスクワを空襲し得るに至るまで、即ちその....