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「大矢数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大矢数の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
記録狂時代」より 著者:寺田寅彦
はずだから、何かコンディションが違っていることと思われる。この話は井原西鶴の俳諧大矢数の興行を思いださせる。 これらの根気くらべのような競技は、およそ無意味な....
芭蕉について」より 著者:宮本百合子
みから月ぎめの妾の境遇に到るまでを、写実的な俳諧で風俗描写している。住吉の社頭で大矢数一昼夜に二万三千五百句を吐いた西鶴が、そのような早口俳諧をもってする風俗描....
俳人蕪村」より 著者:正岡子規
。 鮓《すし》を圧す石上に詩を題すべく 緑子の頭巾|眉深《まぶか》きいとほしみ大矢数《おほやかず》弓師親子も参りたる 時鳥歌よむ遊女聞ゆなる 麻刈れと夕日|此....