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大福長者
「大福長者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大福長者の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
おなじくその娘を贈ることにしたので、李は一度に三人の美女を娶った上に、あっぱれの
大福長者になりました。その後ふたたびかの場所へ行ってみると、そこらには草木が一面....
「徒然草の鑑賞」より 著者:寺田寅彦
はまた第二百十七段で蓄財者の心理を記述しこれに対する短評を試みている。引用された
大福長者の言葉は現代の百万長者でもおそらく云うことであろうし、金持になりたい人々....
「炭焼長者譚」より 著者:喜田貞吉
ら俺の炭を焼く山の谷川には幾らでもあるというお極りの譚の筋で、結局それを採集して
大福長者になり、その娘の玉世姫というのは時の帝用明天皇に恋い慕われて、都から使者....