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「大童子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大童子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
憑き物系統に関する民族的研究」より 著者:喜田貞吉
法童子ともいう。不動明王の左右に侍する可愛らしい矜迦羅・制※迦の二童子、その他八大童子の類、すなわち所謂護法童子である。これらの童子はあんな可愛らしい姿貌をして....
私本太平記」より 著者:吉川英治
れの一行もたいへんな人員だった。導師の僧正は長者ノ輿に乗り、力者十二人がかつぎ、大童子、そば侍四人、仕丁らがつき添い、法橋以下の僧官やら一隊の侍やら、仲間、随聞....
私本太平記」より 著者:吉川英治
は一ばい高く、彼みずからは法衣の宰相で剣も帯していないが、つねに鬢頬に花を簪した大童子を左右にめしつれ、宮中の出入には輦を用い、日夜、軍議のていにみえる。 も....