大織冠[語句情報] »
大織冠
「大織冠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大織冠の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石狩川」より 著者:本庄陸男
多くもわが祖は、遠く天児屋根《あめのこやね》の命《みこと》にあり、命の二十二代は
大織冠《たいしょくかん》藤原の鎌足《かまたり》公、それより十六代の後胤《こういん....
「死者の書」より 著者:折口信夫
りの一人であったのである。 藤原のお家が、今は、四筋に分れて居りまする。じゃが、
大織冠さまの代どころでは、ありは致しませぬ。淡海公の時も、まだ一流れのお家でおざ....
「本州における蝦夷の末路」より 著者:喜田貞吉
人なる大彦命の後裔、清原氏は天武天皇の皇子舎人親王の後裔、藤原氏は申すまでもなく
大織冠鎌足の子孫田原藤太秀郷の後裔ということになっているのです。彼らは日本語を使....
「旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
ないとは言われぬとしても、そしてそれが聖武天皇の後胤であるとしても、或いはそれが
大織冠の後裔であるとしても、敢えて聖人に軽重をなす所以のものではないから、敢えて....