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大肌脱ぎ
「大肌脱ぎ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大肌脱ぎの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古狢」より 著者:泉鏡花
の下およそ八寸ばかり、濡色の鯛を一枚、しるし半纏という処を、めくら縞の筒袖を両方
大肌脱ぎ、毛だらけの胸へ、釣身に取って、尾を空に、向顱巻の結びめと一所に、ゆらゆ....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
処へかけし飛んでしまいそうだ。私は再び杖を揮って大声に叫んだ。 正面南に劒岳が
大肌脱ぎになって、恐ろしく肩幅の広い全容を曝露している。頂上は一段高く抜け上って....