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大膳大夫
「大膳大夫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
大膳大夫の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
本を経て、美濃に退いて居た。さて最後に、羽柴筑前守秀吉であるが、当時、中国の毛利
大膳大夫輝元を攻めて、高松城水攻をやっていたが、京都の凶報が秀吉の陣に達したのは....
「鉄面皮」より 著者:太宰治
月小。三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御|疱瘡に依りて御出無し、前
大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又|御台所御参宮。十日、庚戌、将軍家御疱瘡、頗....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の入口でその流言を聞いたのが、宿の中程へ来ると、 「上方《かみがた》からは毛利|
大膳大夫《だいぜんのたいふ》が来る!」 ということになっている。 そうして、二....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
来も有りましたが皆散り/\ばら/″\になりまして、嫡子|出雲守、末の子まで、南部
大膳大夫様へお預けに成りました。粥河圖書は年齢二十六七で、色の白い人品の好い仁で....
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
四二八四〕 道祖王 天平勝宝五年正月四日、石上朝臣|宅嗣の家で祝宴のあった時、
大膳大夫|道祖王が此歌を作った。初句、「あらたしき」で安良多之の仮名書の例がある....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
同勢であった。 「藪氏、あれこそ毛利侯じゃ」 「長門国萩の城主三十六万九千石毛利
大膳大夫様でござりますかな」 「さよう。ずいぶん凛々しいものじゃの長州武士は歩き....
「武鑑譜」より 著者:服部之総
《そうじゅしい》むろん徳川時代に厳原などという藩名はなかった。以前の長州藩松平|
大膳大夫《だいぜんだゆう》はここでは山口藩|毛利従三位《もうりじゅさんみ》であり....
「福沢諭吉」より 著者:高山毅
つけました。 「おまえは、目がみえぬのか。これをみなさい。なんとかいてある。奥平
大膳大夫と、とのさまのお名まえがかいてあるではないか。」 と、えらいけんまくです....