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大覚寺派
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
東西に居ながれた。 すべて、これらの公卿は、後醍醐が即位の頃からの、いわゆる“
大覚寺派”といわれる人々にかぎられて、おなじ宮廷の重臣でも“持明院派”と疑われる....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
朝廷へ提出した。それが“両統迭立案”なるものだった。 十年目ごとに、持明院派、
大覚寺派の両方から“かわりばんこ”に皇太子を立て、帝位を交代してゆくという制であ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ていなかった。 幼少から持明院派の公卿家庭に育てられてきたのである。 事々、
大覚寺派への敵愾心やら蔭口のなかで人となり、また事実、そのころは後醍醐方の圧迫か....