大辟[語句情報] » 大辟

「大辟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

大辟の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
けり。 この語は、唐の太宗が貞観六年|親《みずか》ら罪人を訊問し、罪死に当る大辟囚《だいへきしゅう》らを憐愍《れんびん》して、翌年の秋刑を行う時、(支那にて....
頭髪の故事」より 著者:井上紅梅
極めて軽く見られていたらしい。刑法に拠れば人の最も大切なものは頭脳だ。それゆえに大辟《しけい》は上刑である。次に必要なものは生殖器である。それゆえに宮刑《さおき....
式部小路」より 著者:泉鏡花
くして、もじつくと、山の井さんが大笑いして、 (いけますまいな。いや、私も弱る。大辟易だが、勝山さんは、白酒でなくッては、一生お酌は断ちものだそうだ。) また....