天にも昇る心地[語句情報] »
天にも昇る心地
「天にも昇る心地〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天にも昇る心地の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日は輝けり」より 著者:宮本百合子
かして、自分の寿命を縮めてもいいから、咲二を人並みにしたいと腐心しているお咲は、
天にも昇る心地がした。これでなおってくれれば、何という有難いことだかと、あのきた....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
肖《ふしょう》ながら学資を供せんとの意味を含みし書翰《しょかん》にてありしかば、
天にも昇る心地して従弟《いとこ》にもこの喜びを分ち、かつは郷里の父母に遊学の許可....
「小説 円朝」より 著者:正岡容
けのことでもこの程度の修業年月で引き受けさせられるのは前例のない速さだとされた。
天にも昇る心地してさっそく湯島の両親のもとへ報せてやった。 何よりも母のおすみ....