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天台山
「天台山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天台山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
らず応文禅師の如何の感を為せるを。即ち彬とゝもに江南に下り、彬の家に至り、やがて
天台山に登りたもう。 仁宗の洪※せしむ。帝|大に怒って力士に命じ、大銅缸を以て....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
《インド》では霊鷲山《りょうじゅせん》の乾《いぬい》の方《かた》にあり、支那では
天台山の乾の方、日本ではこの比叡山の乾、即ち当山、大原来迎院を即ち魚山というので....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
中に一つの滝あり、身延河と名づけたり。中天竺の鷲峰を此処に移せるか。はた又漢土の
天台山の来れるかと覚ゆ。此の四山四河の中に手の広さ程の平らかなる処あり。爰に庵室....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
』ボダイジュの条下に「支那原産、本朝高僧伝及元亨釈書に後鳥羽帝の御宇僧栄西入宋し
天台山にあり道邃《どうずい》法師所栽の菩提樹枝(果枝ならん)を取り商船に付し筑前....
「奥州における御館藤原氏」より 著者:喜田貞吉
、在世三十余年の間、わが延暦・園城・東大・興福等の諸大寺を始めとして、遠くシナの
天台山にまで、多くの砂金を送ってしばしば千僧の供養をなしたほどであった。その園城....