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天地紅
「天地紅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南国太平記」より 著者:直木三十五
寄席の、軒下に
一世一代此の世の名残り、桃牛舎南玉、長講二席相勤候
と、
天地紅の、びらが、貼ってあった。中へ入ると、汚い敷物の上に、七八人の客が坐ってい....
「逢状」より 著者:吉井勇
いて、それが一種の見得になるものだつた。 逢状は大抵日本紙に木版のものが多く、
天地紅のものや、つなぎ団子、千鳥、桜、柳などの模様のあるものや、それぞれ茶屋に依....