天応[語句情報] » 天応

「天応〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

天応の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
の富士山は全然休火山とも云えなかった。時々焔を吹き出した。四時煙りを上げていた。天応元年七月六日。富士山下及、木葉|凋落。 延暦十九年六月六日。富士|山顛自焼。....
武士を夷ということの考」より 著者:喜田貞吉
の祖なりとあり。この渟田の佐伯部の族は、その後にもすこぶる盛んなりしものと見え、天応元年五月、正六位上佐伯部三国に外従五位下を授け、さらに延暦二年六月に、姓佐伯....
宝永噴火」より 著者:岡本かの子
ある。 富士の噴火は、日本に記録の残っているものから調べると、皇紀一四四一年、天応元年が初めで、それから、同一七四三年、永保三年まで約三百年の間に九回の噴火を....
三国志」より 著者:吉川英治
が家は、四世三公を経、百姓に帰服され、予が代にいたって、今や衆望沸き、力備わり、天応命順の理に促され、今日、九五の位に即くこととなった。爾らもろもろの臣、朕を輔....