天狗礫[語句情報] »
天狗礫
「天狗礫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
天狗礫の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
大きい石がばらばらと飛んで来て、先きに立っている二、三人は忽ちに眼鼻を撲たれた。
天狗礫とでもいいそうな、この不意撃ちにかれらも慌てた。相手は暗い中に忍んでいるの....
「山の人生」より 著者:柳田国男
て其響|夥しかりしが、暫くして止みければ、立上りて行きける。其友の謂ふやう、此は
天狗礫と云ふものなり。曾て中るものには非ず。若し中れば必ず病むなり。又此事に遭へ....